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船舶免許の取り方②船舶免許国家試験コースとは
船舶免許国家試験コースの受験資格
学科試験や実技試験、身体検査をクリアすることで取得できる船舶免許ですが、誰でも受験できるわけではありません。
というのも、免許の種類ごとに定められた受験資格があるためです。
「二級小型船舶操縦士」と「特殊小型船舶操縦」は15歳9か月から受験できますが、一級小型船舶操縦士の場合は17歳9か月から受験できます。
受験は上記の年齢からできますが、免許交付は二級免許と特殊免許が16歳以上、一級免許は18歳以上と定められていることも把握しておきましょう。
なお、18歳未満の方が二級免許に臨む場合は、操縦可能なボートは5トン未満のものに限定されます。
船舶免許国家試験コースの費用感
独学で船舶免許の取得を目指す場合、「国家試験の受験費用」をはじめ、試験対策に必要な講習・テキスト代などが必要となります。
まず国家試験では、身体検査と学科試験、実技試験のそれぞれに費用がかかりますが、一級船舶免許は計28,950円、二級船舶免許は計25,900円、特殊小型船舶免許は計22,750円です。
そして、受験勉強のためにテキストを購入したり、ボートスクールで講習を受けたりする方もいるでしょう。
その場合の全体の費用感は、一級免許で80,000円~、二級免許で60,000円~、特殊免許で50,000円~が目安となります。
ただし、講習を受ける場合はボートスクールごとに金額が異なるほか、コース内容によっても金額が上下するため、あらかじめチェックしておきましょう。
船舶免許国家試験コースの流れ
船舶免許を取得するまでの流れを把握しておけば、いざ勉強しようと思った時や受験の際にもスムーズに取り掛かれるため、ここで確認しておきましょう。
免許の種類によって試験内容や受験費用が違うため、まずは取得したい免許を決めます。
国家試験は「日本海洋レジャー安全・振興協会」(JMRA)が実施しています。
そして、受験日をいつにするか決めた上で国家試験対策を進めていきましょう。国家試験は各地で開催されていますが、開催日は事前にホームページなどで確認しておきましょう。
国家試験コースであれば独学で勉強することになりますが、実技試験対策は講習を受けた方が合格率が良くなります。そのため、不安な方は早めにボートスクールなどに予約を入れておくのがおすすめです。
最後に国家試験会場へ向かい、身体検査や学科試験、実技試験を受けます。
国家試験は学科と実技をあわせて1日で終わることがほとんどですが、場合によっては実技試験を別日に行うこともあります。