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1級と2級の実技講習は共通している
学科試験は一級と二級で出題範囲や問題数が異なりますが、実技試験の内容は共通しているため、同様の講習が行われます。
実技試験の概要としては、操縦する船の基準は「5トン未満で、長さ4m以上9m未満の滑走型船」。
講習の際には国家試験で使われる船と同じ型が使われることが多いです。
そして、実技講習は通常朝~夕方の1日かけて操縦の練習をします。実技試験については、試験時間が1時間ほどとなっていることも把握しておきましょう。
なお、すでに二級船舶免許を持っている方が一級免許を目指す場合、実技試験が免除されます。
1級と2級の実技講習の内容
実技講習で学ぶのは、操船技術をはじめ、点検のやり方やロープの結び(ロープワーク)などです。
学科講習でも操船について学習しますが、実技講習は実際に船に乗ることで操船技術を身につけていきます。
講習内容としては、船体・法定備品・エンジンなどの点検のほか、ロープワークや方位測定といった船舶の取り扱いから実施。
そして、発進から停止、後進、蛇行などの基本的な操縦を行うほか、人命救助や着岸・離岸など、応用的な操船方法を学びます。
独学で操船方法を覚えるのは難しいため、実技試験が不安な方は講習を受けておくと良いでしょう。
1級と2級の実技講習の難易度について
船舶免許の取得は「一級が一番難しい」と言われていますが、それは学科試験に限ってのことです。
一級と二級の実技試験は同じ内容なので、実技については難易度は変わりません。
実技試験では難しい操船テクニックを必要とはしませんが、船は風や波の影響を受けやすい乗り物です。
初めは慣れないものですが、十分に練習をしておくことでスムーズに操縦できるようになります。
また、実技講習では実際に操縦しながらアドバイスがもらえるため、効率良く操船スキルを身につけられるでしょう。